コンプライアンスとは

コンプライアンスって何？

■compliance

直訳した場合、命令、要求に従う事、法令順守を意味する言葉です。
1990年代からコーポレート・ガバナンスが注目され、コンプライアンスという言葉も定着してきました。

■コーポレート・ガバナンス

企業統治という使われ方をします。
倫理的な側面や不正など一部の行き過ぎたおこないの無いよう企業を統治し、社会的責任を果たすといった意味合いです。
企業のグローバル化にともない、コーポレート･ガバナンスやコンプライアンスへの取り組み方に非常に注目が集まっています。

■企業におけるコンプライアンス

企業で使われるコンプライアンスには法令順守の意味ももちろんありますが、それ以上に社内規定や企業倫理、社会的貢献や道義的責任を果たすという意味が強い言葉です。
法令順守は当然守らなければならない法の範囲ですが、それ以上が期待されている言葉です。
また、単純にコンプライアンスの内容だけではなく、実行するための環境や企業のあり方、姿勢なども含まれます。

■コンプライアンスの必要性

コンプライアンスの内容は、至って当たり前の事です。
時代は変わり、人々の働き方も多様化し、グローバル化したことでこれまで口に出さなくても当たり前だった大前提を見直す必要がでてきました。
しかし、モラルとコンプライアンスは似て非なるものです。
法令順守をしていないことで、より被害の大きくなった不祥事などもあり改めてコンプライアンスの必要性が再認識されました。