PM2.5とは
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PM2.5って何?
■微小粒子状物質
PM2.5の最も大きな特徴はその大きさです。
2.5μm以下という非常に小さな物質のことを言います。
1μmは1mmの1000分の1で、髪の毛の30分の1程度の大きさです。
■PM2.5が生成されるまで
物質が燃やされたことで、大気中に放出される物質と、酸化物や化合物、金属などが大気中で化学反応を起こし粒子化する場合があります。
軽油車などの排ガスや、発電のために燃やす石炭石油、木を燃やしたり、金属加工のための精錬の過程などが発生源とされています。
健康被害で騒がれたアスベストもその一つです。
■肺胞に達する大きさ
5μm以下の大きさの物質は、吸い込むと肺胞に達すると言われています。
吸い込んだ全ての物質が肺胞に達するわけではありませんが、上気道にも沈着するため影響がないとは言えません。
PM2.5を体内に取り込んだ場合、くしゃみや鼻水、目のかゆみといった花粉症のような症状から最悪の場合、気管支炎や喘息を引き起こし、さらには肺がんになることさえあります。
予防対策として各地方自治体では大気常時監視速報値掲載しています。
日本でのPM2.5の環境基準は、1年の平均値が15μg/m3以下、1日あたりの平均値は35μg/m3以下としています。
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