Android(アンドロイド)とは
Android(アンドロイド)って何?
■AndroidはOSの名前
Android(Android)は、Google社がスマートフォンやタブレットなどの携帯用端末用として提供しているOSの名称です。
また場合によっては、AndroidというOSが搭載されている端末自体を表すこともあるため、明確に「AndroidOS」と表現されることもあります。
■Androidはプラットフォーム?
いくつかのWebページや書籍では、AndroidはGoogleが携帯用端末用として提供している「プラットフォーム」であると表現されることもあります。
OSとしての主機能として良く挙げられるプロセス管理やメモリ管理といった役割はカーネルと呼ばれるプログラムが担っています。
Androidでは、このカーネル以外に、基本的なアプリケーションや、そのアプリケーションが共用で利用するミドルウェア、ユーザが操作するためのインターフェイスも含まれているため、単なる「OS」ではなく「プラットフォーム」であると説明されることもあります。
尚、Androidのカーネル部分には、カスタマイズされたLinuxが使用されています。
■Androidは無償?
AndroidのライセンスはGoogleが所有していますが、営利・非営利問わずGoogleへのライセンス料を支払うことなく、Androidを搭載した端末を製造・販売することができます。
ただし、マイクロソフトのような幾つかの企業が、Androidの中で使用されている技術の一部に、自社の特許技術が含まれていると主張しているため、メーカーはGoogleとではなく、そのような特許を主張している企業と契約を結びライセンス料を支払っている場合もあります。
そのため、Androidは完全に無償ではないと説明される場合もあります。
■開発コードにお菓子の名前
Androidもパソコン用のOSと同様に、バージョンアップが繰り返されています。
その中で、次期バージョンを開発する段階で付けられる開発コードにお菓子の名前が付けられています。
この流れは、バージョン1.5からスタートしていて、
・バージョン1.5 Cupcake(カップケーキ)
・バージョン1.6 Donut(ドーナツ)
・バージョン2.0 Eclair(エクレア)
・バージョン2.2 Froyo(フローズンヨーグルト)
というように、頭文字がアルファベット順になるように名づけられています。
2014年10月現在では、バージョン5.0 Lollipop(ロリポップ)が最新となっています。
■アプリの入手方法
Androidで使用するアプリは、Googleによって運営されている配信サービス「Google Play」を通して入手できます。
それに加えて、Androidではアプリの入手方法に関する制限が無いため、「Amazonアプリストア」のような他企業が提供するサービスからの入手も可能です。
また、アプリ開発者の個人サイトで配布されている場合もあります。
■Androidはウィルスに感染しやすい!?
Appleへの事前申請を必要とし、審査に合格したアプリだけを公式のApple Storeからのみ配信するiOSと異なり、Androidではさまざまなアプリがさまざまな人によって配布されます。
そのため、中には不具合を持ったものや、また悪意を持って開発されたウィルスが紛れている可能性もあります。
そのため、インストール対象のアプリがどのようなものなのか?という見極めがユーザに求められます。
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