ストレージとは

ストレージとは

ストレージって何?

■データを保存する装置

ストレージ(storage)とは「保管」や「貯蔵」を意味する英単語で、コンピュータ用語では、データを記憶するために使用する補助記憶装置を意味します。
さまざまなコンピュータに内蔵されているメインメモリは、電気が流れている間のみ、情報を記憶しておくことができます。
そのため、コンピュータの電源を切った後も保管し続けたいデータに関しては、コンピュータの電源がオフになってもデータを記憶することのできる各種ストレージにファイルとして保存されます。

■さまざまなストレージ

ストレージに分類されるデバイスは多種多様です。
例えば、HDD(ハードディスクドライブ)やSDD(ソリッド・ステート・ドライブ)、FDD(フロッピーディスク)やCD-ROM、DVDやBD(ブルーレイディスク)、SDカードにUSBメモリなど、数えきれません。
ですが、これらの多くのストレージは、内蔵型ストレージ、リムーバブルストレージ、ネットワークストレージに大きく分けられます。

■内蔵型ストレージ

これは、コンピュータの内部に組み込まれているタイプのストレージになります。
例として、以下のようなものがあります。

・内蔵型HDD
・内蔵型SSD

■リムーバブルストレージ

コンピュータ本体から取り外し、携帯できるタイプのストレージです。
例として、以下のようなものがあります。

・ポータブルHDD
・FDD
・CD
・DVD
・BD
・USBメモリ
・SDカード
・メモリスティック
・コンパクトフラッシュ

■ネットワークストレージ

使用しているコンピュータ本体の中ではなく、ネットワーク上に配置されたストレージです。
例として、以下のようなものがあります。

・NAS(Network Attached Storage)
・SAN(Storage Area Network)
・オンラインストレージ

■ユーザー急上昇のオンラインストレージ

現在、比較的新しい技術であるオンラインストレージを利用するユーザーが急速に増えてきています。
オンラインストレージとはクラウドサービスの一種で、サービスを提供している業者から貸し出されたサーバ上へ、ネットワークを経由してファイルをアップロードします。
そうすることで、複数のユーザー間であったり、自分の所有する複数のデバイス間でファイルを共有しやすくなります。

今日、スマートフォンンやタブレットを所有するユーザーの数が増えたことから、このようなサービスを利用し、パソコンと携帯用端末間でのファイル共有が行われるようになってきています。

■障害対策がとても重要に

ストレージに記憶できる情報量は日々増えていて、ストレージに障害が発生してしまった場合に失ってしまうデータの数も同時に多くなっています。
そのため、従来以上にストレージの障害対策が必要です。

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