雇用保険とは
雇用保険って何?
■雇用保険とはどのような保険なのか?
雇用保険は民間の企業で働く方が失業をしてしまった際に、再就職までの一定期間にお金を受け取ることができる保険制度となっています。
労働保険の一種となっており、雇用保険と労災保険を合わせて労働保険となっています。
この雇用保険に加入するには、雇用保険適用事業所となっている企業で働くことが必要です。
多くの企業では労働保険に加入することができるようになっているため、一般的な企業での正社員雇用では多くの方が加入するものとなっています。
また失業した際に失業手当を貰うためには、一定期間雇用保険に加入していないといけない決まりとなっています。
手当として受け取ることができる金額は、失業をする前にもらっていた給与額やどのくらいの期間雇用されていたかが重要となります。
基本的には働いていた時の給料が高いほど、高い手当を受けることができるようになっています。
■手当を受けるための条件は?
雇用保険に加入することが最低条件です。
前述にて雇用保険適用事業所となっている企業で働く必要があると説明をしましたが、この事業所とは一般的な民間企業を指します。
条件を満たした企業であれば、個人経営であっても強制的に雇用保険への加入義務が発生することとなるため、従業員として雇用されれば加入していることとなります。
この雇用保険に加入して、基本的に1年以上の実績を持ち、失業してしまった際に申請をすることができます。
また加入期間が短縮される例もあり、倒産などの企業責任において発生した失業については半年の加入で手当を申請することができます。
雇用保険は働きたいのに働けない人を助ける制度となっているため、失業後の就職活動が大きなポイントとなります。
就職活動がない場合は手当を打ち切ることとなってしまうため、積極的に休職をすることが大切となります。
■パートやアルバイトでも加入できる?
正社員と同じように加入をすることができます。
正社員であってもパート・アルバイトでも雇用保険の加入条件に違いはなく、加入をすることとなっています。
ただし加入条件を満たす雇用契約が必要となるため、スポット的なアルバイトや派遣労働者には、保険の加入義務が生じないことも多くあります。
また企業によっては経費や手続きが面倒な点を考え、加入させないケースもあります。
このような場合、雇用保険法違反となり罰則対象となるのですが、大きな問題に発展することは少ないため、このような企業には注意が必要です。
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