司法書士とは

司法書士とは

司法書士って何?

■司法書士とはどんな職業?

司法書士とはどういう職業かご存知でしょうか?
弁護士や行政書士との違いは何でしょうか?
司法書士とは一番身近な法律家の事です。昔は登記の申請書を作成するだけの「代書屋」をイメージする方も少なくはないのでしょう。
司法書士の仕事は、不動産の登記や会社の登記、供託の手続代理や裁判所・検察庁・法務局への提出書類の作成、簡易裁判所における訴訟・調停・和解等の代理、法律相談、企業法務、成年後見事務、多重債務者の救済、消費者教育等多岐にわたって幅広い業務内容です。
司法書士は、個人の財産・権利を守り、トラブルを未然に防止し、万一トラブルになってもその法的解決のためのアドバイスとサポートをするところです。
司法書士になるにはいくつかの方法があります。
一つ目は法務省が実施する司法書士試験を受験することです。試験は、筆記試験と口述試験があります。時期が異なり、筆記試験に合格した人が口述試験を受けることが出来ます。
合格率は年々上がってきていますが、大体2%代の様です。
二つ目は裁判所事務官など一定の仕事に従事していて法務大臣による考査を経て司法書士資格を得る方法があります。
しかし、一定の仕事に従事してすぐに転職できるわけではなく5年から10年の経験が必要になります。

■気になる年収。いくら?

2012年の調べによると1世帯あたりの平均所得金額は5,482,000円(厚生労働省「平成24年国民生活基礎調査の概況」より)となり、司法書士の平均所得は8,744,000円(司法書士白書2012「司法書士全国調査」より)となり、差額は3,262,000円となる。
平均年収なので差は色々あるとは思いますが、一般的には年収の高い職業と言えます。
合格までには難関がありますが、その努力に見合ったリターンが見込める職業だと言えるでしょう。

■弁護士や行政書士との違い

弁護士には法律業務に制限がありません。
司法書士は登記・供託について、行政書士は文書の作成(代書)、税理士は税務申告、弁理士は特許申請等と弁護士以外は法務業務に一定の役割があるようです。
司法書士は司法試験の合格はしていないので、少額で簡易的、定型的な事件の代理業務に限定されます。
弁護士になるための司法試験の合格率はやはり20%代の様です。

■まとめ

司法書士は私たちの暮らしを助ける一番身近な存在ですね。
頼らないで済むなら一番いい事ですが、何かあったら相談してみるといい解決策を導いてくれるかもしれません。

「ワードサーチ」は日常雑学・各種専門用語や業界用語などの意味を初心者にも分かる様に解説している用語集サイトです。
IT用語、お金・投資用語、ビジネス用語、日常雑学用語等を調べる際にご活用くださいませ。

日常雑学用語

ビジネス用語

IT用語

お金・金融用語

このページの先頭へ