アップデートとは
アップデートって何?
■アップデートって何?
アップデートという言葉自体には、更新や改訂という意味があります。
この言葉は、主にIT用語として用いられます。
パソコンなどを使用する方であれば、定期的にアップデートの要求などがありますから、よく意味は分かっていなくてもアップデートという言葉自体は聞いた事があるかと思います。
多くはパソコンやタブレット、携帯電話などインターネットに接続できる環境にある端末で行われる事が多いです。
その目的ですが、さほど大きくない機能の向上や不具合に対する修正などの小規模な範囲の更新などです。
新たにプログラムを取り込むという形式ではなく、その製品自体のプログラムを書き換えるというのが、アップデートの基本的な認識です。
■アップグレードとの違いは?
アップデートとアップグレードは混同される事が非常に多いです。
専門的な業界以外では、これらの用語を仮に間違って使用したとしてもほとんどの場合、それを訂正される事も無いでしょう。
しかし実際にはアップデートとアップグレードには明確な違いがあります。
アップグレードはその言葉の通り、グレードをアップする、つまりグレードを上げる・性能を向上させる、という意味があります。
まずアップデートに関しては先ほどご説明した通り、小規模な範囲の更新の事を言います。
対してアップグレードですが、ソフトウェアの大規模な更新・改良を行う事を言います。
アップデートの場合、プログラムの書き換えを行うだけの場合が多いとご説明しましたが、アップグレードの場合には、プログラムを新たに取り入れるというのが基本的な認識になります。
■アップデートは必ず行わなければいけない?
このアップデートを行わないと何か致命的・決定的な不具合が起こるのか気になる方は多いでしょう。
どの端末のどういったアップデートなのかという事によりその意味は大きく異なります。
ですから必ずしなくてはいけない、しなくても問題ないという事を結論付ける事は不可能です。
多くの場合、必ずアップデートしなくてはいけないという事はありませんが、ダウンロード後・購入後に見つかった不具合などを修正するアップデートであれば、不具合を抱えたままという事になります。
ですからアップデートをできない、したくないという明確な理由が無い場合は、その指示に従って行う方が賢明です。
大抵、アップグレードの場合には製品やアプリケーションなどを購入する事になり、有料となる場合が多いのですが、アップデートの場合は無償で行われるのがほとんどです。
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