サイドカラムとは
サイドカラムって何?
■Webページのレイアウトを整える領域
サイドカラムはWebページのレイアウトを整える目的で、Webページ内をいくつかの領域に分割し、その中で左もしくは右に位置する領域を表す言葉です。
■そもそもカラムとは
カラム(Column)は、表計算アプリケーションやデータベースアプリケーションで「列」を意味する用語として用いられることがあります。
Webデザインにおいても大まかな意味は同様です。
Webページのレイアウトを作成する際は、Webページ内部を大まかな領域として列方向に分割します。
そして、その領域の中に、記事やナビゲーションなど、Webページを構成する要素を配置していきます。
このWebページ内を列方向に区切った領域のことをカラムと呼びます。
■○カラム
Webページを構成しているカラムの数によって、1カラム、2カラム、3カラム・・・のように呼ぶことがあります。
2カラム構成のWebサイトが最も数としては多くなっていますが、スマートフォンやタブレットで見やすいWebサイトにする目的で1カラムを採用しているWebサイトも増えてきています。
■メインカラムとサイドカラム
Webページを構成しているカラムの中で、最も幅の広いカラムのことをメインカラムと呼びます。
一方で、メインカラムよりも幅が狭くなっているカラムをサイドカラムと呼びます。
そして、サイドカラムの中でも、メインカラムの左側にあるものを左サイドカラム、右側にあるものを右サイドカラムと呼びます。
■カラムの用途
多くの場合、最も幅の広いメインカラムには、そのWebページのメインコンテンツとなるテキストや画像などのコンテンツを掲載します。
一方で幅の狭いサイドカラム、特に左サイドカラムはそのWebサイト内に掲載されている情報へリンクをまとめたナビゲーション用として用いられるケースが多くなっています。
■カラムの作り方
1つのWebページを複数のカラムに分割したレイアウトを実現できる技術は複数あります、たとえば、HTMLのtableタグです。
以前のWebページ制作現場では、Webページ内の配色やレイアウトのようなデザイン効果にもHTMLが使用されていました。
この時代では、カラムに限らずコンテンツの配置にtableタグを使用しました。
Webページ内を大きな一つの表と見たてて、その中に複数のセルを作成し、各セルにコンテンツを配置します。
また、同じくHTMLのフレームセットを利用することも可能です。
しかし、HTMLを使用してのデザイン効果の設定は好ましくないという理由からCSSを使用するようになり、現在の多くのWebページではCSSを活用してカラムを構成しています。
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