報恩講とは
報恩講(ほうおんこう)って何?
信仰も人それぞれです
宗教に興味をある方も多いと思います。人それぞれ信仰を持っていると思います。
この信仰のなかに報恩講と言うものがあります。ご存じの方も多いと思います。
この報恩講と言うのは、浄土真宗の開祖である親鸞の祥月命日の前後に行われる法要になってきます。
浄土真宗の開祖である親鸞に対して行われます。
この報恩講と言うのはいつごろから行われているのでしょうか。
はっきりした事は分かりませんが南北朝時代の頃から行われた推測されます。
本願寺の覚如上人が讃文のなかにはその旨を述された事がその背景になっています。
この行事は寺院や門徒だけが行うものでなく、その地域全体で行う行事になってきます。
要するにこの行事は地域全体のお祭りみたいなものになってきます。
平日に行われる時は参加する方も少なくなってきますが、その日が休日と重なると大人のみならず子どもたちもたくさん集まってきます。
この行事はどこの寺でも毎年行われています。またその内容にそう大差はありません。
年に一度自分自身を振り返ってみる
浄土真宗寺院やその門信徒に取ってとても重要な法要行事になっています。
またこの行事はその地域によってさまざまな名前で呼ばれています。
お仏事やお取越、またお七夜やお引上など、さまざまに名前で呼ばれています。
またそのように地域に合った呼び方をされる事によって多くの方から親しまれてきました。
この行事の大きなキーワードはそれが行われる時期になります。
この行事は11月後半から12月にかけて行われます。
ここで特に重要となってくるのが11月28日です。
この日は前述のように浄土真宗の開祖である親鸞の祥月命日になります。
それゆえこの命日を中心にして行事が行われるようになってきました。
この日に自身の信仰をもう一度学び直そうと言う事で多くの方たちが集うようになりました。
そしてこの集いの事を講と呼ばれるようになりました。
また次に大切となってくるのが報恩になります。この報恩と言うのは要するに恩に報いる事になります。
私たちが毎日生活していくなかに多くの恩が存在しています。
この全ての恩を各自大切にしていく事が大切になってくるのです。
それゆえこの行事のなかで自分が経験した恩を今一度考えてみる方も多くなっています。
そして今後もそのような恩を報いて今後の糧にしていく事になります。
このように年に一度は自分自身を振り返ってみるのもいいと思います。
そうする事によったまた違う自分を発見する事ができるかもしれません。
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