EGFRとは
EGFRって何?
とても大切な役割を担っています
年を取ると、自分の体の調子が気になる人が増えてきます。
若い時は元気なので、自分の体の調子を気にする事もあまりないでしょう。
しかし、年を取る度に体の調子も悪くなっていきます。
例えば会社や、地域で行なわれる健康診断の結果に一喜一憂する人も多いと思います。
そして何か異常が起きると、精密検査を行ったり、またそのまま入院する人もいます。
人間の体内にさまざまな臓器があります。
そのなかでも腎臓の果す役割も大きくなっています。
この腎臓の検査でEGFRという数値が出ます。
特に異常がなければ、そのまま見逃す人も多いのではないでしょうか。
しかしこの数値はとても大切なものになります。
このEGFRというのは、がん細胞の増殖に貢献するタンパク質です。
このEGFRには、がん細胞の表面に多く存在しています。
そしてこのタンパク質を構成している一部に異変があれば、がん細胞が増殖されていきます。
また常にガン細胞を増殖するので、がん細胞がどんどん増殖していくのです。
異常があれば検査を受けてください
腎臓の機能に対しての指標としては、血液中に存在しているクレアチニンが使用されます。
このクレアチニンというのは、筋肉の量に比例します。
ですので、このクレアチニンは、女性と比べて男性の方が高くなっています。
そしてこのクレアチニンは、食事や腎臓以外の要素の影響をあまり受けません。
しかし指標が2/3程度まで下がらないと気付きにくいので、腎機能の異常を見過ごすおそれがおります。
通常は糸球体濾過量であるGFRを測定します。
しかしこの糸球体濾過量の検査は、複雑化しており、また時間もかかります。
ですので、日常検査においては、計算で導きだされるEGFR(推算糸球体濾過量)を、腎機能検査として利用されるのです。
この推算糸球体濾過量は、性別と年齢、そして血液中に存在しているクレアチニン量によって導き出されます。
年齢や性別が基準となっているので、腎臓機能の検査が正確にできます。
しかしこのEGFRは、推定値になります。
ですので、もっと正確な検査が必要な時は別の検査が行われます。
腎臓というのは、血液を濾過して、塩分や老廃物を体外に出す機能があります。
また体内に必要になる物を再吸収したり、体内にそのまま留める作用もあります。
この腎臓の機能が低下すると、尿が出なくなったり、毒素や老廃物や体内に蓄積されます。
そして、水分や塩分をコントロールして、血圧調整の役割も担っています。
このように私たちの体内ではとても大切なものです。
異常があればすぐ検査を受けてください。
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