弔意とは

弔意とは

弔意って何?

弔意(ちょうい)とは

弔意とは人の悲しみを悼む気持ち、哀悼の心である。
芸能人などがなくなったというニュースの時は、その芸能人と親しかった人たちがインタビュアーに対して弔意の言葉を述べているシーンを見たことがあるだろう。
一般人の私たちとしてはカメラの前で弔意の言葉を述べる機会はあまりないが、葬儀に出席するうえではとても大事なことになるので、覚えておいた方が良いだろう。
今回は意外と知らない弔意の伝え方を紹介していく。

弔意の伝え方

弔意を伝える機会は、葬儀に参加する場合と参加しない場合とで違ってくる。
もし、葬儀に参加するのであれば、受付時に「ご愁傷様です」と一言弔意の言葉を添えてから香典を渡す。
しかし、訃報連絡の際に「宗家は家族葬にて執り行います」と書かれていれば、葬儀への参加は控えるのがマナーである。
ではその際はいつ弔意を伝えればいいのだろうか。
この場合はお悔やみ状や弔電で弔意を伝える。

お悔やみ状の書き方

お悔やみ状は普段の手紙とは全く違う書き方をします。
文頭・文末の挨拶は不要である。
普段の手紙では「拝啓」から始まり「敬具」の言葉で締めるが、お悔やみ状の時はこのような挨拶は必要ない。
また「初春とはいえ厳しい寒さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか」のような時候の挨拶も不要。
まずは訃報への反応、お悔やみ挨拶、葬儀へのお詫び、香典、供物についての言及、家族への慰めの言葉、文末の挨拶を記す。
欠席の理由は書かない。

弔電の伝え方

弔電は電話で申し込む弔意である。
「115」の番号に賭けることで利用することができる。
まずは弔電の文面、相手の住所と名前を用意して「115」にかける。
オペレーターが出たら、自分の電話番号と名前、そのあとに相手の住所と名前を告げる。
それから文章をゆっくりと読み上げる。
最後にオペレーターが相手の住所、名前、文章を繰り返し確認してくれるので、間違いがなければ、弔電の用意は完了である。

近しい親戚がなくなった場合

近しい親戚が亡くなった場合は、訃報連絡を受けた時点で、その人の場へ駆けつけることが望ましい場合もある。
そのようなときは、その場で弔意を伝えることになるだろう。
近い親戚の訃報連絡ならば、一刻も早く駆けつけ、告別式などの準備を手伝ったりし、告別式には遺族側として参加する。
遠い親戚ならば、すぐに駆けつけるかどうかは状況次第である。
亡くなってすぐに連絡が来たら、来てほしいというサインかもしれない。
親しい友人が亡くなった時も、すぐに連絡が来たのであれば、駆けつけた方が良いだろう。
必要があれば、葬儀の準備を手伝ったりする。

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