ピンポン菊とは
ピンポン菊って何?
日本には多くの花があります
この日本には、多くの花があります。
花が好きな人は、毎日見ている人もいるでしょう。
また部屋中、花だらけになっている人も多いでしょう。
その花のなかに、ピンポン菊があります。
ご存じの方も多いと思います。
現在花の日本一の生産量を誇るのは、渥美半島です。
渥美半島では、輪菊と言われる黄色や白色の大輪の電照菊が有名です。
そして、数年前にヨーロッパ生まれのピンポン菊が、この街で生産され始めました。
生産当初は、白や黄、そしてピンクの三種類程度でした。
しかし現在は、オレンジやグリーン、また茶色や赤色など、20種類以上のピンポン菊が栽培されています。
この街では一年中栽培されていますので、いつでも鑑賞できます。
またそのなかでも、年末にかけて多くの菊が出回っています。
このピンポン菊というのは、その形からその名がついたと思っている人がたくさんいます。
しかし実際は、栽培にそのまま放置していても、満開時の花の大きさがちょうどピンポン玉と同じ程度でしたので、その名が付けられました。
栽培が難しのがネックです
この菊は、夏のような日当たりがよくなると、全体的に奇形が多く発生します。
また葉が痛んできます。
しかしそうかと言って日陰に置くと、今度は曲がりやすくなり、花首が長くなります。
全体的に調整が結構難しいみたいです。
また輪菊よりも病気に弱い花が多く、脇芽の数も多いので手間もかかります。
きれいな花にするためには、一日たりとも放っておけません。
また冬の間は、電照菊と同様に電燈で管理を行います。
冬場の温度が低くなれば、奇形、また発色の低下が多く出てきます。
ですので、夏場と同様その管理が大変になります。
いつも観察しておく必要があります。
菊と聞けば、多くの方がお供え用のお花をイメージするでしょう。
しかしこのかわいいピンポン菊が出てきた事で、その需要も増えてきています。
この菊は、特徴があります。
それは、花びらの一部が欠ける事により、まるで雪崩のように全部が一気に抜け落ちます。
ですので、仏壇へのお供えを敬遠する人もいるみたいです。
しかしそのかわいい姿には、多くの人たちから愛されています。
もともとは菊なので、お祝い事には向いていません。
しかし最近ではそのかわいさから、グリーン色の菊がブライダルブーケに使用される事も多くなっています。
このようにその用途も広がってきています。
ですので、将来的にはその価格も高騰していく可能性があります。
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