リーダーシップとは

リーダーシップって何？

■リーダーシップとはなにか

例えば会社の社長や組織の代表、そう大きな団体でなくとも知り合いの集まりの中心人物でもよいです。そういったリーダーと呼ばれる人物に必要な能力とはなんでしょうか。
現在の社会で必要な能力の一つとされているものがリーダーシップと呼ばれるものです。
求人情報や出世の基準としてこの能力が求められていることを知っている方も多いと思います。
では、正しくこの能力について理解している人はどれだけいるでしょうか。
集団をまとめてうまく仕切る人に対して、この能力があるという方も多いかもしれません。
言葉の意味として「指導者としての資質や能力や力量、統率力」と定義されています。
また、心理学においては「集団目的の達成における集団の活動に影響を与える過程」と定義されています。
この定義を見ると、先ほど挙げたうまく場を仕切る人にもその能力が備わっているように感じます。
それでは、社会で求められる能力はどうなのでしょうか。

■現代社会が求める能力

前述した能力の定義ですが、さらに詳細な説明が以下のようになります。
「自己の理念や価値観に基づいて、魅力ある目標を設定し、またその実現体制を構築し、人々の意欲を高め成長させながら、課題や障害を解決する行動」
これを会社のある程度の役職に就いている人間に例えてみましょう。
自己の理念や価値観は、自分が提案した企画であるとします。
すると魅力ある目標とは企画の成功に他なりません。
実現体制の構築とはそのまま企画を成功させる環境作りとなります。
人々、つまり企画に参加する部下の意欲を高め成長させ、発生した課題や障害を解決するようリーダーとして行動していく。
つまり、リーダーシップとは自らが掲げた目標に対して周囲の人物や環境を自分が中心となって発展させていき、目標を実現に導く能力であると言えるのです。
以上を踏まえると仕切りの能力も、この能力の一つではあると言えます。
ですが本当のリーダーシップとは、もっと根本から周囲の人間を変化させるものなのです。

■まとめ

今後、現代社会で生きていく上でこの能力を求められる場も出てくるでしょう。
自分には無理、と思ってしまう方もいるかもしれませんがこの能力は生まれつきのものではありません。
中には天性の指導者という方もいるかもしれませんが、ほとんどの方はそうではありません。
大切なことは、掲げた目標を自分自身が信じて誇りを持つこと。
周囲に気を配り、自分が率先して動くことで他者を心から動かすことでしょう。