座右の銘とは
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座右の銘って何?
■戒めの文句
心に常に留め、戒めとする言葉です。
かつて、古代中国では多くの人が「銘」という、韻文を普段生活で使用している物に彫り、自分の行動を戒めたり、他人を賞賛するのに用いていました。
「座右」とは、皇帝の右側の席で非常に重要な席であったといわれています。
■文選(もんぜん)
中国の南北朝時代(439年から589年)、3歳で「論語」「考経」を読み、5歳には「五経」を読破したとも言われている昭明太子により編纂された詩集「文選」。
全30巻から成り、春秋戦国時代からの800もの作品が収録されています。
この「文選」に収録されている、崔瑗の「座右銘」が、「座右の銘」の語源といわれています。
■崔瑗
座右銘の筆者。
呂延済の注釈には、学に明るく、天文、歴史書などにもにも精通し、書道や文章字句などにも長けていた崔瑗は、兄が殺されたことで、崔瑗自身もあだ討ちとして人を殺してしまいます。
逃亡生活の後に、運よく大赦によって再び一般社会に戻ります。
これを経て、崔瑗は自らの戒めとして銘に刻み傍らに置いたことから、座右の銘と言われるようになったとされています。
座右の銘の種類は3つあり、自分で書くもの、格言などを写したもの、依頼して書いてもらうものがあります。
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