シビックプライドとは
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シビックプライドって何?
■都市に対して持つ「誇り」や「愛着」
市民が自分の住んでいる、働いている都市に対して「誇り」や「愛着」を持って、自らもこの都市を形成している1人であるという認識を持つことです。
日本人が古来より持っている「郷土愛」とは意味合いが異なり、より積極的に都市に関わっているという意識を持つのがシビックプライドです。
■シビックプライドの歴史
18世紀半ばから19世紀にかけて、イギリスでは産業革命が起こりました。
問屋制家内工業から工場制手工業にかわり、やがて工場制機械工業へと発展したことが要因となり、大きな社会構造の変革となりました。
この産業革命により、多くの農村部の人々が都市に流れ込み、都市を作り上げていきます。
この過程で、都市に対しての作り上げている誇りや愛着が「シビックプライド」という言葉で表現されるようになったそうです。
■アムステルダムの事例
アムステルダムには、「I amsterdam」という大きな立体ロゴが、市内の大きな広場の中心に置かれています。
2004年に都市プロモーションのキャンペーンを立ち上げ、そのキャッチコピーが「I amsterdam」です。
アムステルダムに住む人々の「アムステルダムに住む誇り」を強く認識させるための取り組みです。
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