八十八夜とは
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八十八夜って何?
■立春から数えて88日目
2月の4日頃である立春から数えて88日目が八十八夜です。
概ね5月1日から5月3日頃になります。
春から夏に季節が変わる節目の日でもあり、縁起の良い日ともされ、霜が降りるような冷え込みも和らぎ、気候も安定するため種まきの時期でもあります。
稀に、急激に気温が下がり、霜の被害を農作物が受けることがありますが、これを警戒して「八十八夜の忘れ霜」や「さつき寒」といった言葉があります。
■八十八夜とお茶
八十八夜に摘まれたお茶には、不老長寿の新茶であるともいわれています。
茶摘のピークの時期ではありますが、産地などの気候によっては時期が異なります。
1200年も昔からお茶の文化はありましたが、高級品であったため、現在のように一般家庭でもお茶を飲むようになったのは大正時代頃だといわれています。
■「八十八」と「米」
「米」という漢字を分解すると、「八十八」と読めます。
そのため、農作業をする上で重要な雑節とされていました。
「節分」や「彼岸」、「社日」「八十八夜」「入梅」「半夏生」「土用」「二百十日」「二百二十日」などの雑節があり、季節の移り変わりを知る目安の日とされ、現在でもその名残を残しているものもあります。
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