ピロティとは
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ピロティって何?
■1階部分の吹放ち構造
ピロティとはフランス語で「杭」を表す言葉です。
建築用語では2、階以上の建物の1階部分が独立柱群で作られている構造をさします。
ピロティ式の建物の多くは、1階部分に駐車場や駐輪場、倉庫などが設けられていることもあります。
家電量販店や飲食店などで1階部分が駐車場、2階部分以上が店舗となっているものをピロティ形式と呼ぶ場合があります。
■ル・コルビュジエ
近代建築の五原則を提唱し、ピロティ形式を含む五原則の全てを織り込んだ建物として1931年にサヴォア邸を竣工しました。
近代建築の三大巨匠としても知られる人物です。
■1995年阪神淡路大震災
1981年6月以降は大震災に備え、新耐震基準である建築基準法施行令が改正されました。
1995年の阪神淡路大震災ではこの身体新基準で立てられたピロティ形式のマンションに甚大な被害が続出し、ピロティ形式は地震に弱いと認識されるようになりました。
ピロティ形式においても、設計によっては十分地震に耐えうる作りにすることは可能です。
■2011年東日本大震災
地震に弱いとされていたピロティ形式ですが、津波で甚大な被害の出た地域で流出を避けられたケースが報告されています。
1階に壁があり水の抵抗を受けるような構造ではなかったためではないかと言われています。
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