師走とは
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師走って何?
■旧暦12月
太陰太陽暦を用い、暦を決めていた時代12番目を師走と読んでいました。
和風月名(わふうげつめい)といわれるもので、睦月(1月)、如月(2月)、弥生(3月)、卯月(4月)、皐月(5月)、水無月(6月)、文月(7月)、葉月(8月)、長月(9月)、神無月(10月)、霜月(11月)、師走(12月)となります。
旧暦の12月は現在の1月~2月の頃です。
■日本書紀
奈良時代に成立したといわれている日本書紀は、現存する歴史書の中で日本最古の正史です。
和風月名の全てが初めて記載されている書物で、表記は「一月」とされていますが、「むつき」と読みます。
日本最古の歴史書である古事記にも「四月」(うづき)の記載がありますが、全ての月が記載されているのは日本書紀が初めてとされています。
■由来
諸説ありますが最も良く知られる由来は、年末で非常に忙しい時期であり、普段走る事のない師匠である僧侶が東奔西走する月であるからというものです。
また、「師走」という漢字自体が当て字であり「師馳月」であったという説や、「年果つる月」や「為果つ月」が「しはす」といわれたことによるものであるという説もあります。
師走の別名として、「三冬月」という呼び方もあります。
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