アミロイドβとは

アミロイドβって何？

■高齢化社会を生き抜くためには

高齢化社会の現在、いつまでも健康な体で過ごしたいと思っている方も多い事でしょう。
確かにいくら長生きをしても病気で寝たきり状態であれば人性も楽しくはないと思います。
やはり人間と言うのは健康が第一になってきます。
健康だからこそ長生きをしたくなってくるのではいでしょうか。
しかし最近は医学の進歩の影響もあり、以前は完治できなかった病気も治せるようになってきています。
それが平均寿命にも影響を与えているのかもしれませんね。
しかしそこには必然と限界も出てきます。現在医学ではまだまだ完治が難しい病気もたくさんあります。
そのなかの一つにアルツハイマーがあります。高齢化社会に伴ってこのアルツハイマー病もとても深刻な社会問題になってきています。
また最近は若い方のなかにもこのアルツハイマーにかかる方が出てきているようです。
ですのでその辺の事情にもう少し関心を持ったほうがいいのかもしれませんね。

■脳の老廃物に問題があります

さてこのアルツハイマーですが、この病気の特徴になっている老人斑の主要構成成分がこのアミロイドBになります。
このアミロイドBがアルツハイマー病に大きな影響を与えている事になります。
アルツハイマー病の患者さんの脳を見てみると、脳が委縮するとともに脳の中で老廃物となるアミロイドBがとても多くなってきます。
ですのでこのアミロイドBを少しでも減少させる事が大切になってきます。
このアミロイドBと言うのは突然出くるのではなく長い年数をかけて脳に蓄積されてきます。
そして早い方であれば40代の頃より脳のなかに蓄積されて、50代でアルツハイマーが発症する事があります。
これが前述の若年性アルツハイマーになってきます。
この物質はいったん脳に蓄積されるとそれ以後減少する事はありません。
ですのでとても厄介な事になってくるのです。そのまま放置しても減少しないのでなんとかこれを減少させる必要があります。
この物質の蓄積を防ぐ事ができるのがインシュリン分解酵素になります。
しかし食事の仕方によってこの酵素が減少する事もありますので注意が必要になってきます。

■将来の医学が期待されます

アルツハイマー病と言うのは人間にしてみたらとても厄介な病気になってきます。一度発症すると完治する事ができません。
ですので早い段階で対処するのが望ましいのかもしれません。しかし現在はまだそれも難しいかもしれません。
しかし医学の進歩は目覚ましいものがありますので、いずれこの病気も完治できる時代がくるかもしれませんね。