ダブルペリア方式とは
ダブルペリア方式って何?
■ダブルペリア方式?
ダブルペリア方式はゴルフのルールの一つで、ハンデを決める際の算出方法となっています。
コンペなどでゴルフの実力にばらつきがある際に、公平にハンディキャップをつけることによって誰もが競い合うことができます。
このハンデをスコアに反映するための算出方式として、このダブルペリア方式を採用することが多くあります。
■ゴルフのスコア
ゴルフでは少ない打数でホールアウトすることがよいスコアにつながります。
コンペなどでは順位をつけ表彰を行いますが、ゴルフが上手な方は優勝に関わることが多く、間違いなく上位に進出してきます。
これでは普段あまりゴルフをやらない人には不利となってしまい、ゴルフのおもしろさを実感するのは難しくなってしまいます。
ハンデはこのスコアに一定の数値を割り当てて、自分自身の平均スコアからどれだけ好成績を収められるかを競えるようにするための工夫となっています。
ダブルペリア方式ではスコアが悪くても運が良ければ上位に入賞できたりもするため、多くのコンペなどと採用されるようになっています。
■ダブルペリア方式の計算方法
ゴルフでは18ホールでスコアを競います。
この18ホールのうちいくつかのホールを隠しホールとして選びます。
全競技終了後のスコアより隠しホールとして選んだ分のスコアを足し、合計を出します。
その数字に1.5倍して18ホールのパー数値(ほとんどのコースが72)を引いた数字に0.8倍をして算出された数字がハンディキャップとなります。
一見複雑な計算ではありますが、ゴルフ経験者であれば順を追って計算をしていくのは難しくありません。
ハンディキャップを求めることで公平に勝負をすることができるので、ダブルペリア方式はとても有効なハンデ算出方法となっています。
■有利な状況の改善
ダブルペリア方式によってハンディキャップが決められますが、工夫をすることで有利に立ち回ることもできます。
上限なくハンデをつけてしまうと、単純に打数の多い人に有利に働いてしまうため、一定の上限が設けられるようになっています。
上限を設けそれ以上の数値を反映させないようにすることで、特定の人に有利な状況を改善することができます。
前述の隠しホールについて上限が定められることが多くなっており、この隠しホールはロングホールとショートホールよりもミドルホールに割り当てられていることがほとんどです。
そのためロングとショートでは上限がないことが多くあるので、スコアを悪くしてしまうとそのままの数値が反映されてしまいます。
ロングとショートではより慎重にプレイをすることが求められます。
わかっていてもその通りにプレイすることができないのもゴルフなので、算出方法をより理解していても、それが有利に働くとも言えません。
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