挫傷とは

挫傷とは

挫傷(ざしょう)って何?

■挫傷とは

筋肉の損傷を挫傷といいます。
「筋違い」や「肉離れ」と呼ばれる怪我も筋挫傷の一つとなります。
筋挫傷とは筋肉や腱が直接ダメージを受けたり、無理な状態で引き延ばされてしまったことによって起きる怪我です。
組織がやや伸びた軽度のものから、組織が完全に断裂してしまった重度のものまで様々となっており、痛みや腫れでその筋肉を使った動作ができない機能低下まで症状は様々なとなっています。

■捻挫との違い

挫傷も捻挫もスポーツの怪我として良く聞かれるものとなっていますが、これらはそれぞれ違う外傷となっています。
一般的に筋肉や腱がダメージを受けた際に生ずる怪我を挫傷というのに対して、捻挫では靱帯の外傷を指します。
靱帯は骨と骨をつないでいる組織で間接内にあります。
筋肉の損傷は挫傷、関節の損傷は捻挫と言うこととなります。

■応急処置

筋挫傷や捻挫でも適切な応急処置方法としては患部を冷やすことが大切です。
氷や水をビニール袋に入れてアイスパックを作り10~20分を目安に冷やします。
これを俗にアイシングといい、アイシングをすることによって腫れを最小限に抑えることができます。
そのため痛みを軽減させる効果も期待ができ、腫れをコントロールして辛さを軽減します。
また患部を高い位置に挙げておくことも大切です。
高く保つことによってその部分に腫れの原因となる不要な蓄積物が溜まらないようにすることができます。
血流を促進する効果もあるため重要な処置の一つとなっています。

アイシングについては一度に20分以上行ってしまうと凍傷の原因となってしまうこともあるため、行う時間をしっかりと把握することが大切です。

■予防方法

筋肉の稼働域を広くすることによって予防をすることができます。
スポーツを行う時は特に入念なウォーミングアップをすることが大切です。
日常的に運動不足となっている場合は、急な動きを避けてゆっくりと歩むことも重要な予防策となります。
筋肉の柔軟性を高めるストレッチを行って、十分な準備をしてから運動を始めると怪我を防いでいくこととなります。
また間接稼働域の筋肉を鍛えることも大切な予防となっており、挫傷や捻挫を起こしやすい部位や、以前に起こしたことのある部位は筋力を鍛えておくことも大切です。
鍛えていく方法としてはウエイトトレーニングも大切ですが、筋持久力やバランス感覚などの向上を考えたエクササイズを行うと、より良い筋肉を構成していくことができます。
無理な運動を避け少しずつ体を作っていくことが大切となっています。

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