アクティブシニアとは
アクティブシニアって何?
アクティブシニアとは
アクティブシニアという言葉を聞いたことがあるだろうか。
直訳すると「元気な老人」のことであるが、具体的にはどのような人のことを指すのだろうか。
この言葉は2007年ごろから使われだされたことばで、いわゆる団塊世代(昭和22年~24年生まれ)を中心とする60代の中高年層で次のような特徴を持っている人のことを指す
・幼いころには戦後教育を受け、社会人として高度経済成長を経験
・ライフスタイルにこだわりがあり、独自の価値観を持っている
・生涯現役思考が強い
・経験豊富で、様々な分野に関して知識を有している
・趣味や仕事に意欲的である
60代を迎えながら、「おじいちゃん」というよりは「おじさま」と呼ぶにふさわしいような人物のことだとイメージしていただけるとわかりやすいだろう。
確かに、パッとしないお年寄りになるよりは、このアクティブシニアと呼ばれるような人物になりたいものである。
スマートシニア
最近ではアクティブシニアの中でもよりスマートな人のことを「スマートシニア」と言うらしい。
スマートシニアの人の特徴は
・スマートフォンやタブレット端末を使いこなす
・最新の情報や流行に敏感
・オンラインショッピングやSNSなどを楽しむ
・趣味を楽しんだり、自分のブログを開設して、その趣味を披露したりしている。
だそうである。
若い人が使いこなすような機械を持っていて、かつそれを使って楽しんでいる人のことを指すようだ。
年を取るとどうしても流行には鈍感になりがちだったり、自分の知らない物を否定しがちになるが、スマートシニアは流行のものにはなんでも興味を持ち、若者よりも敏感に生活しているようだ。
アクティブシニアのライフスタイル
世間でアクティブシニアと呼ばれている人たちはどのようなライフスタイルを望んでいるのだろう。
アンケートを取ったところ、最も多かった回答は「ゆとり」という言葉であった。
いまでこそ、ゆとりというと「ゆとり教育」という言葉があるように、あまりいいイメージではないかもしれないが、ここでのゆとりは本来の意味である「余裕がある」という意味である。
時間、経済面、気持ち、すべてにゆとりがあり、明るく楽しく自分らしく、健康で生活すること。
様々な人と交流を持ち、考え方を広げる生き方。
これがアクティブシニアの理想のライフスタイルである。
意外にもこのアンケートで「第2の人生」や「第2の青春」のような回答はなかったようである。
人生をもう一度リセットするというよりは、今までの経験を持ちながら新たなことに挑戦するというコンティニューの気持ちが強いようだ。
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