利用者本位とは

利用者本位って何？

少子高齢化が進んでいます

現在の日本は高齢化社会になっています。
そして高齢者の数は増えているのですが、逆に子どもの数は減少しています。
最近は少子高齢化と言う言葉を耳にする日も多くなってきました。
テレビや雑誌などでこの少子高齢化の特集が組まれる事も多くなっています。
以前はそのような事はあまり問題になっていなかったのですが、最近特に顕著になってきたような感があります。
この少子高齢化が進むと日本の将来に大きな影響を与えてくる事になります。
子どもが減ってお年寄りが増えてくると、そのお年寄りをサポートする事も難しくなってきます。
またお年寄り全員が健康であればいいのですが、必ずしもそうと限りません。
そのなかには病気や事故に遭って介護が必要になってくる方も出てくると思います。
この介護の問題も少子高齢化と同様に日本の大きな問題になっています。
このように将来の日本には大きな問題があります。
それゆえその問題に順次対処していく必要があります。

相手が思っている事を察してあげる

そのなかにおいてこの介護の問題は結構深刻な問題にもなっています。
介護が必要な方が増えているのに、介護を行うエキスパートが不足しているのが現実です。
この介護を専門に行う方がいないと十分な介護を受ける事ができません。
ですので介護サービスも行き届かなくなってくる事があります。
この介護と言うのはとても難しいものではないかと思います。
例えば介護の資格はあっても、実際の経験があまりない方が介護を行うとうまく行かない事もあります。
利用者本位と言う言葉を聞いた事がある方も多いと思います。利用者主体とも言います。
この利用者本位と言うのは、介護を行う方たちの価値観、また価値基準に基づいて介護を行うのではなく、介護を受ける方たちの立場になって行う事です。
頭では分かっていても実際に行うと結構難しいと思います。
介護の仕事もたくさんありますので、つい利用者本位と言う事を忘れて自分本位で行為をしてしまう方も出てくると思います。
利用者本位と言うのは相手の立場になって行う事が大切になってきます。
それゆえ相手が拒否している理由をよく考える必要があります。
介護のサービスを嫌がっている方たちを見て、どうして嫌がっているのか、またどうして食事をしないのか、その原因を解明する必要があります。
介護を行う方たちに求められるのはその見極めになってきます。
相手が思っている事を一早く察してあげる必要があるのです。
これが利用者本位の行為になります。