オッズ比とは
オッズ比って何?
比較基準について
何かを決める時、それらを比較して決める事がよくあります。
実際見た目だけではよく分かりません。
そういう時、何か基準があれば比較しやすくなります。
例えばAとBの優劣をきめる時。このA、Bそれぞれを比較します。
それぞれを詳しく分析して、最終的にどちらかを選択する事になります。
またこの場合は、第三者であるCを基準にする事もできます。
このCを基準に、A、Bの優劣を判断します。
この比較方法はさまざまです。
関係ある両者を比較したり、また全く関係ない第三者を基準にもできます。
この比較については、いろいろなところで行なわれています。
そしてこれと関連したものに、オッズ比があります。
何かの比率という事は分かります。しかしそれは一体何なのでしょうか。
このオッズ比というのは、ある事象の起こりやすさを、2つのもので比較して示す統計学的な尺度の事です。
またオッズは、ある事象の起こる確率をpとした場合、その値はp/(1-p)になります。
この値は、例えば 確率論、また他のギャンブルでよく利用されています。
とても重要な値になります。
ある事象について
この比率は統計学的な尺度になります。
生命科学の分野で,ある疾患などへのかかりやすさについて、2つを比較して表します。
この比率が1になれば、ある疾患へのかかりやすさがそれぞれ同じという事です。
また1より大きくなれば、疾患へのかかりやすさがその群で高くなる事を表します。
また反対に、この比率が1より小さくなれば、その群では疾患にかかりにくく事になります。
これは例をあげると分かりやすくなります。
例えば、ある事象が起きる確率が50%であると仮定します。
その結果、その事象が起きない確が50%になります。これは(1-0.5)の計算で求められます。
またその事象が起きるオッズ比は1になります。
これは、0.5 / (1-0.5) = 1の計算式で求められます。
この比率が1になれば、その事象が起きる確率、また何も起きない確率が同等になる事を表します。
このような比率で、ある事象が起きる確率を判断する事になります。
ある事象を比較する手法はいろいろあります。
その事象に合わせて計算する事になります。
この比率では、ある事象が起きる確率をついて調べられます。
例えば男性のオッズが1で、女性のオッズが2であった場合を仮定します。
この比率がオッズ比になります。
要するに、男性より女性のオッズが2倍になっているのです。
これは、男性と比べて女性のほうが2倍その事象が起きやすくなる事を表しているのです。
こられはある判断基準になります。
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