ヒートポンプとは
ヒートポンプって何?
身近なところに存在しています
私たちは暑い時、また寒い時によくお世話になっているのがエアコンです。
最近は昔と比べて、気象条件も大きく変わってきました。
夏の暑さ、また冬の寒さは年々厳しくなっています。
ですので、このエアコンなしには生活しづらくなってきています。
これは多くの方が実感している事でしょう。
今後もこの傾向は続いていくかもしれませんね。
さて、このエアコンと聞いて連想するのがヒートポンプではないでしょうか。
どこかで一度は聞いた事があると思います。
このヒートポンプというのは、温度の低い所より高い所へ、熱を移動させるものです。
エアコンにはこのヒートポンプが搭載されています。
エアコンを使用する事により、室外の空気より集まった熱を室内に放出する事で暖房が実現されます。
また反対に、室内の空気より集められた熱を室外に放出する事によって冷房が実現されます。
家庭の中で熱を発生する事もできます。
しかしこのように、家庭の中で熱を発生させるよりも、空気中に存在している熱を集めて家庭の中へ移動させたほうが効率的です。
その方法を選択する事により、より少ないエネルギーで大きな効果が得る事ができます。
この技術はそれを可能にしてくれます。
今後も多くのところで利用される事でしょう
例えばこの原理を応用したもののなかに、給湯機があります。
この給湯機を利用する事により、温度の低い所より高い所へ熱を移動させる事ができます。
空気から集められた熱をCO2冷媒に伝えて、その後コンプレッサにより圧縮し、高温にして水に伝える事によりお湯を沸かせます。
このような給湯機は、ヒートポンプの原理を最大限に利用しています。
それにより、燃料が本来持っているエネルギーよりも、さらに大きなエネルギーをもたらす事ができるのです。
それゆえ、燃焼式の給湯機と比較しても効率がよくなります。
と言うのも、同じ投入エネルギーにもかかわらず、より大きな熱エネルギーが取り出す事ができるからです。
それによってコストも大きく軽減されます。
まさに省エネに最適な機器なのです。
このような高い省エネ性によって、CO2排出量も大幅に削減されます。
また、自然冷媒を使う事により、オゾン層の破壊係数も下がってきます。
このようにヒートポンプは大きな効果をもたらしてくれます。
この原理を応用した機器も多くなっています。
私たちにしてみたら、やはりエアコンが身近なものになっています。
また最近では、エコキュートも話題になっています。
今後も多くのところで使用されていく事でしょう。
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