カーボンコピーとは
カーボンコピーって何?
書類を複写する時便利です
ある書類を作成する時、その書類が複写になっている事がよくあります。
例えば、カード類の申込書、また商品の申し込み、その他の書類などさまざまです。
その時の書類は、提出用と会社用、そして本人控えの3パターンになっているケースが多くなっています。
しかし、これら3つを一枚一枚記入するのは、とても大変です。
ですので、このようなコピーがあれば助かります。
この時使用されるのが、カーボンコピーです。
このカーボンコピー(Carbon Copy) は、カーボン紙により複写された文書のことを言います。
CCと略称される事もよくあのます。
例えば、正本と副本2二枚の書類の間に、このカーボン紙を挟んで、後はボールペンなどで記入するだけです。
そうすると、正副の二2通の文書が同時に作成されます。
しかも、2枚とも同じ字になりますので、他の人が書いた場合はすぐ分かります。
この時ボールペンでなく、タイプライタで記入する場合もあります。
この複写は、とても便利なものです。
複写機やプリンターがまだ登場していない時、この複写で書く方法が文書作成の主流でした。
現在はプリンターの機能もよくなっているので、そちらでコピーする方が増えています。
しかし、まだこの複写も利用されています。
企業などで、複写の書類を作成する時に、よく使用されています。
その用途は広がっています
カーボンコピーというのは、紙の裏に炭素系の染料が塗られた紙を使用して作られた、筆記複写の書類です。
そして、複写や転写用として使用される紙そのものは、よくカーボン紙やカーボンと、言われる事もあります。
またその用途によって、感圧紙や複写紙と言われる事もよくあります。
使用する場所、またその用途によって呼び方も違っていました。
この紙は、上の紙の下にカーボン紙をおき、その下に違う紙を置いて使用します。
そしてその用途によって、間に置く紙が3枚4枚になったりします。
そして記入する時は、紙の上からボールペンなどを使って強く筆記します。
最近では、事前にこのカーボン紙が仕込まれている帳票も多くなっています。
例えば請求書や領収書などに見覚えのある人がいるでしょう。
この複写の用途は広まっています。
またとても便利なので、プリンターなどが発達した現在でも、積極的に利用しているところもあります。
設計図などを書く時にもよく利用されています。
今後もこのカーボンコピーは、多くのところで使用されていく事でしょう。
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