ノンシリコンとは

ノンシリコンって何？

シリコンの役割

シャンプーやコンディショナーを利用する時、よくシリコンという言葉を聞きます。
このシリコンというのは、一体何なのでしょう。
最近のシャンプー、またコンディショナーのなかには、ノンシリコンものが増えています。
それだけシリコンが悪者扱いされている風潮があるのかもしれません。
シリコンというは、化粧品やヘアケア製品にのなかに配合されているものです。
そこではシリコンオイルと言われる、とろとろした感じのある油状態で、また有名なものには、名前で成分表示されている場合もあります。
このシリコンオイルを使用する事で、肌や髪に被膜を作成してコーティングしてくれます。
シリコンというのは撥水性があるので、コーティングされたカ所は汗や水をはじいてくれます。
ですので、ヘアケア製品のみならず、汗や水で流れないようにファンデーション、また日焼け止めにも広く応用されています。
このシリコンは、その使用感がとても良好です。
まのべたつき感もなく、とてもいい感触を覚えます。
ですので、その使用感を求めてスキンケアにも使用されています。
このシリコン自体、特に悪いものではありません。
というのも、シリコンオイルそのものが、痛んだ髪の表面をコーティングしてくれるからです。
また切れ毛やキューティクルの剥がれ予防にも役立ちます。
利用する事で、髪の手触りもよくなり、また艶やかさを覚えます。

使い方に注意してください

ノンシリコン製品を利用する人たちのなかには、シリコン使用を中止すれば、自然な艶がよみがえる事を主張する人もいます。
しかし、自然な艶を実現するためには、まず髪に与えるダメージを解消する事が先決です。
髪というのは、毎日紫外線や乾燥の影響を受けています。
またドライヤーやカラーリングなども、大きなダメージの要因になります。
一度このようなダメージを受けると、自己修復も難しくなります。
ですので、数年かけて生えかわるのを待つか、またダメージ部分を切除する必要があります。
それゆえ、シリコンの使用を中止すれば自然とダメージが修復される事はありません。
ダメージのカ所は、それなりのケアが必要になります。
例えば、ノンシリコンシャンプーというのは、成分にシリコンが含有されています。
普通に売られているシャンプーの多くは、このシリコンが含まれています。
この場合、シャンプーをよく洗い流さないと、シリコンが頭皮の毛穴に詰まり事もあります。
そしてそれが抜け毛や薄毛の要因になります。
シリコン、またノンシリコン製品を使用する時は、その使い方によく注意してください。