ベタ基礎スパン表とは
ベタ基礎スパン表って何?
設計ソフトを使用します
建物を建築する時は、建築士が構造計算などをして設計します。
その時、間違いがないように何回も確認して行います。
以前は、設計ソフトによっては、偽装も可能なものもありました。
ですので、実際に数字をごまかして設計それた建築物もあります。
しかし最近は、ソフトの機能も進化しています。
また偽装ができないように設計されています。
ですので、設計自体にミスが出る事も減ってきました。
毎年たくさんの建築物が建築されています。
ですので、慎重に行ってもらいたいものです。
基準値を参考に
さて、この建築物の設計のなかに、ベタ基礎スパン表というものがあります。
これは、建築物の基礎構造、また構造計算の基準です。
そこでは布基礎などの、最低寸法が定められています。
この数字より、もう少し幅が狭くても計算上は大丈夫です。
しかし、ここでは基礎構の基準値が示されています。
このべた基礎スパン表は、あくまで最低基準を表します。
ですので、それ以上でも特に問題ありません。
また胴差しですが、梁については力で大きさが決まるケースや、たわみで決まるケースがあります。
また床を支えている梁は、たわみによって決定されます。
そして屋根については、少したわんでも問題ありません。
ですので、たわみの数値も、床と比べて少し緩い数値を掲載しています。
しかしいずれにしても、それらの数値を見比べて、大きい方の数値を使用してください。
欠損部分も大切です
基礎スパン表は、構造計算を行う物件について、必要になります。
そのベタ基礎スパン表に掲載している数値が基本になります。
また梁の断面欠損部分についは、柱穴とアリの欠損が新規に追加されました。
また大入れの部分の欠損については、木構造計算基準に示されています。
このように、欠損分が新規に加えられたので、その分梁背は大きくなっていきます。
過去な起こった地震などの被害から、全ての断面欠損が考慮していきます。
慎重に行ってください
そして構造計算の必要のない物件については、日本住宅・木材技術センターにベタ基礎スパン表があります。
ですので、このスパン表から梁背を求めていきます。
例えば、荷重状態が該当しない梁は、ベタ基礎スパン表を参考にして、断面算定を行います。
最近は建築物については、安全重視の風潮が強まっています。
ですので、このベタ基礎スパン表の基準を参考にして、設計をしてください。
そして設計の段階で、何度も確認を行ってください。
そうする事で、安心、また安全な建築物を建築できます。
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