結納とは
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結納って何?
■婚約成立の儀式や、金品の取り交わし
婚姻の約束をし、両家の縁を祝い、贈り物をすることを結納といいます。
諸説ありますが、「言い入れれ(いいいれ)」という言葉が変化し、「ゆいいれ」といわれるようになり、「結い納れ」という字になったことで、現在の「結納」になったといわれています。
■六礼
古代中国の結婚には六つの礼があるとされ、納采(のうさい)、納幣(のうへい)、請期(せいき)、親迎(しんげい)、門名(もんめい)、納吉(のうきち)を六礼といいました。
納采が、現在の日本でいわれる、結納にあたるものです。
■日本の結納
最古の正史といわれている「日本書紀」に、結納に関する記述があります。
仁徳天皇の皇太子が、納采として絹織物・酒・肴などを贈ったことが確認できる限りで、日本で最初の結納といわれています。
室町時代になると、結納は作法としてその形を成していきますが、江戸時代で結納を行うのは一部の上流階級だけで、庶民にはまだまだ馴染みのないものでした。
明治時代になると、広く世間一般でも結納を執り行なうようになります。
現在の日本では、略式結納や結納を執り行なわない場合も多く、簡単な顔合わせ程度で結納の儀式の代わりとする風潮にあります。
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