健康寿命とは
健康寿命って何?
健康寿命とは
健康寿命という言葉を聞いたことがあるだろうか。
言葉の通り健康でいられる寿命のことである。
具体的に説明すると、介護なしで自立した生活を送ることができる年齢のことをいう。
日本人の健康寿命は厚生労働省の発表によると、男性が70歳、女性が73歳である。
つまり男性は70歳まで、女性は73歳まで介護なしで生活を送ることができる。
どちらも世界第1位を誇っていて、とても素晴らしい数字だ。
だがここで平均寿命を見てみると、男性が79歳、女性が86歳となっている。
考えようによっては、男性は9年の、女性は12年も介護が必要ということである。
できれば、介護なしで健康に生活できる期間を長くしたいと思うのは誰もが同じだろう。
健康寿命を延ばすには
まず、介護が必要になる原因は何なのだろうか。
1番の原因は「運動器の障害」という結果が出ている。
年を取り、体を動かす機会が少なくなってしまうと、自然と体の機能が衰えていき、そのまま介護が必要になってしまう。
若いうちなら、体の機能が衰えてしまってもリハビリなどをすれば回復するが、年を取ってから体の機能が衰えてしまうと、もとの状態に戻すのは困難になってしまう。
そのため、健康寿命を延ばすには、定期的に体を動かしておく必要があるのである。
ちなみに、第2位の原因は脳血管の障害となっている。
こまめに運動をするだけでなく、食生活にも気を付けた方が良いだろう。
健康寿命が長い人の特徴
とはいっても、何をすればいいかがわからないという人は多いと思う。
だがいきなり体を動かせといっても、激しい運動をしても逆に体を壊す可能性もある。
ここで健康寿命が長い人の特徴を見てみると、ある共通点が浮かび上がる。
それは「1つのことに没頭している」ということだ。
例えば芸能人の中には70歳80歳を越えてもバリバリで活躍している人もいたりする。
彼らは、食生活などにも気を使っているかもしれないが、やはりその年でも元気にいられる秘訣は、仕事に没頭しているからだろう。
決して野菜を食べているから、体をまめに動かしているから、というだけの単純な理由だけで元気なのではないように思う。
さらには、彼らは人生を仕事にささげているからか、いつまでも若いときと変わらないような人生を送っている。
おそらく酒も飲むしタバコも吸うという人も多いはずなのに、とても健康的な生活を送っている。
彼らを見ていると、健康寿命を延ばすには、健康に気を使うだけでなく、趣味や仕事など1つのことに打ち込むということが必要なのかもしれない。
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