カット打法とは
カット打法って何?
野球の魅力について
野球というのは、さまざまなドラマがあります。
高校野球からブロ野球、また大学野球や草野球、今ではさまざまなところで行なわれています。
特に高校野球は、あの炎天下の真夏に行われます。
また夏休みということもあり、多くの方たちが観戦しています。
この野球というのは、さまざまなルールや打法があります。
それゆえ野球を行う時は、それらルールや打法などをマスターする必要があります。
その打法のなかにカット打法があります。
この打法はプレイ中、打者が投手の投げた球をバットに軽くあてて、ファールにする打法のことを言います。
打者が投手の投げた球をカットすることで、自分の好きな球が来るまで粘ります。
このカット打法を取ることで、さまざまなことができます。
例えば、打者が自分の苦手なコースや球種をファールできます。
そして、自分の狙い球やコースを待つことができるのです。
野球のルール上では、ファールは何回打ってもボールカウントには影響されません。
それゆえ、このカット打法も有効に成立します。
ルールを守る必要があります
このように、野球のなかにはさまざまなルールや打法が存在しています。
また自分の好きなコースが来るまでその球をカットし、ファウルにするカット打法も話題になっています。
この打法が話題になった試合が、2013年8月の第95回全国高校野球選手権大会です。
この試合では、出塁率の高い打者が、球をカットする打法を使っていました。
高校野球特別規則では、打者の動作を見てバントと判断する旨の規定があります。
その試合の時も、大会審判部会よりその規定があることを、同校の監督に伝えて注意を促しました。
そのあと、同選手は準決勝の試合においてこのカットする打法を封印しました。
その結果同選手は4打席とも出塁することなく、同校も敗退しました。
そしてこの審判部会の判断が、その後大きな話題となっていきます。
インターネット上では、賛否が巻き起こりました。
そしてインターネットだけでなく、多くのところでこの打法が注目を浴びてきます。
このカットする打法は、野球規則上ではルール違反ではありません。
しかし過去にもそのような前例があり、高校野球特別規則で規制されました。
バントとファウルの定義を明確化して、その判断を審判員に委ねました。
このように、野球ではさまざまなルールが存在しています。
またそのルールは、実際には審判員に委ねられます。
ですので、時として不本意と感じる判定もあるでしょう。
しかしそこは、フェアプレーで望んでもらいたいと思います。
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