建材店の企業価値とは

建材店の企業価値って何？

建材店の企業価値

企業は何のために営業活動を行っているのだろうか。
もちろん企業として成長していくためには、営業活動を行うことは必須であるのだが、すべての企業が同じような営業活動を行っていても意味がない。
そのため、企業ごとに異なる目標を持っているはずなのである。
企業はその目標を達成するために、独自の方法で営業活動を行っている。
企業ごとにどんな活動をしているかは異なっているのが普通である。
そのため、各企業が持つ「企業価値」も異なっている。
企業価値とは、企業が持つ事業的価値を金額などで表したものである。
本来は目に見えない物であるが、それを評価して数字などで表すことが多い。
企業本来の使命は保有している資産を活用して、そこから他の企業には生み出すことができないような、新たな価値を生み出すことである。
「エンタープライズ」とも呼ばれる。
では、数ある企業の中でも「建材店」の企業価値とは何なのだろうか。
建材店が取り扱っている事業内容としては、リフォームや住宅の修理・メンテナンス、家具などの住まいにかかわること全般であったり、造園などの園芸も建材店の仕事に含まれている。
ちなみに木材店ではないので、木材を直接取り扱っているわけではない。
もちろん企業によっては取り扱っているところもあるが、基本的にはメーカーから木材を取り寄せていることが多い。
さて、そんな建材店の企業価値とは。

エクステリア

とりわけ、建材店の特徴を一言で表すと、「エクステリア」である。
エクステリアとは、インテリアとは逆に外装に使うパーツのことを言う。
インテリアとは違ってそれ単体で完成するものではなく、ユーザーの家で施工されて初めて完成となる。
つまり、エクステリアこそ建材店ごとの特徴がはっきりと出るのである。
このエクステリアをいかに有効に使い、ユーザーが感動するものを作り上げることが建材店の企業価値である。
この企業価値は、建材店単体で作り上げることができるものではない。
メーカーや施工主、ユーザーが一体となって初めて達成することができる。
料理で例えると、材料と料理人、そしてそれを食べてくれるお客さんがいて初めて完成となる。
建材店も、注文や要望を出してくれるユーザー、そのための材料を仕入れてくれるメーカー、そしてそれを実現する技術をを持つ建材店がそろって、初めて建材店の企業価値をフルに生かすことができるのである。
建材店単体では「技術」という価値しか持っていないが、ユーザーとメーカーが三位一体になって、その「技術」が最高のものとなるのである。