ホッピング反応とは
ホッピング反応って何?
ホッピング反応
初めて子供ができると、たくさんの楽しみと同じくらいたくさんの不安もあるだろう。
自分の子供は順調に育っているのだろうか、ほかの子供はもうつかまり立ちをしているのに、うちの子はいつまでたってもハイハイしたまま…。
ほかの子よりも性著が遅いということはそれほど心配することではないと頭では分かっていても、やはり親としては不安な気持ちになってしまう。
成長が順調かどうか不安であれば、判断基準となる反射反応がある。
本来は定期健診の際にチェックするのものであるが、知っておいて損はないだろう。
その反応のうちの1つに「ホッピング反応」というものがある。
ホッピング反応とは
ホッピング反応とは、体を前後左右に倒そうとしたとき倒れないように足を踏み出す反応のこと。
体に力が加わったり、姿勢が崩れたりした際に反射的に平衡を保とうとする姿勢反射の1つである。
簡単に言えば、何かにつまづいたときに、転ばないように反射的に体を守るための反応である。
だいたい生後10か月前後から発現する反射で、乳幼児健診の診断項目の1つともなっている。
基本的にはつかまり立ちや伝い歩きができていれば、この反射が発言していると思ってもらってもいいだろう。
赤ちゃんを立たせた状態で倒れないように足を踏み出そうとするようなしぐさを見せれば、ホッピング反応が発言しているということである。
パラシュート反応
ホッピング反応と同じように生後10か月程度で発現する反応がある。
それは「パラシュート反応」と言って、両脇を支えて赤ちゃんを持ちあげて、急に体を前に傾ける。
その際に両腕を前に出して体を支えようとする反応である。
この反応はこれから1人立ちをして歩き出そうとするときに、転んでも顔や顎を打ち付けないようにする防御する本能的な動きである。
先ほどのホッピング反応と同じく乳幼児健診の診断項目の1つとなっており、検診で異常と出ても
定期健診の際、これらの反応が出ていないと、そこの項目が「異常」であると記録される。
「異常」という言葉を見てしまうと、親としては非常に心配になってしまいがちであるが、そもそも診断は発達の速度を見るものであり、異常と診断されてもそれほど焦ったり、心配する必要はない。
また赤ちゃんにとって健診の場というのは、いつもとは違い空間で行われる。
いつもと違う様子に赤ちゃんが緊張してしまってうまく健診が行えなかったという場合もあるので、もし反応が出てなくても気楽に構えておけばいい。
便宜上「異常」という言葉を使用しているが、実際には「すこし成長が遅れていますね」という意味であることを頭に入れておこう。
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