タブレットパソコンとは
タブレットパソコンって何?
■タッチパネルに対応したパソコン
タブレットパソコン(タブレットPC)は、スマートフォンやタブレット端末と同様に液晶画面を使用したタッチパネル操作に対応したパソコンで、ノートパソコンと同様に、比較的持ち運びし易いように設計されています。
パソコン用のOSとして有名なWindowsでも、Windows 8からタッチパネル操作を強く意識したユーザーインターフェイスを導入したことによって、タブレットパソコンの注目が増してきています。
タブレットパソコンには、「コンパチブル型」と「ピュアタブレット型」という2つの基本形があります。
■コンパチブル型
コンパチブル型(またはコンバーチブル型)は、簡単に言うとタッチパネルを採用したノートパソコンです。
ただし、タッチ操作を主体で行う場合はキーボードは不要となるため、液晶画面の裏へスライドしたり折り返したりすることで、キーボードを格納できるように設計されている製品が多くなっています。
■ピュアタブレット型
ピュアタブレット型は、スマートフォンやタブレット端末のサイズをそのまま大きくしたような外観で、キーボードやマウスのような入出力装置を持たないタイプのタブレットパソコンです。
キーボードやマウスが備わっていないため、液晶画面を指やスタイラスペンで直接タッチしたり、ソフトウェアキーボードを使用することで入力操作を行います。
製品によってはキーボードステーションがオプションで販売されていることもあり、組み合わせることで通常のノートパソコンと同じような感覚で使用することも可能です。
また、専用のキーボードステーションが無い場合でも、Bluetoothを用いることで、キーボードやマウスを使用した操作が可能です。
■ドッキングステーション
タブレットパソコンの中には、ドッキングステーションがオプション販売されている場合があります。
ドッキングステーションは、タブレットパソコン本体を上に乗せることで充電を行うことができたり、ドッキングステーションに備わっているバッテリーやドライブ、I/Oポートを利用することができる、機能拡張用のデバイスです。
特にピュアタブレット型はキーボード部分が省かれている為、ノートパソコンやコンパチブル型の製品と比較すると本体サイズが小さくなります。
そのため、I/Oポートを設けるためのスペースも取りづらく、ノートパソコンやコンパチブル型と比較してI/Oポートの数や種類がかなり少なくなります。
しかしドッキングステーションを組み合わせることで、通常のノートパソコンと同等以上の周辺機器を接続することも可能です。
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