電子マネーとは
電子マネーって何?
■概要
電子マネーとはデジタルデータ化された貨幣のことで、カードや携帯電話などに所持金データを記録してそれを専用端末にかざすことで決済ができる電子決済サービスです。
基本的には現金を事前に支払って電子マネーをチャージすることで利用できますが、近年はクレジットカードによるオートチャージなども普及してきています。
■電子マネーのタイプ
ここではタイプ別に電子マネーについて解説していきます。
1.ネットワーク型電子マネー
ネットワーク型電子マネーはインターネット上でやり取りされる電子マネーのことです。
専用のソフトウェアやWebサイトに銀行口座やクレジットカードに関する情報を登録することで利用することができます。
一般的にはクレジットカードが利用されており、サイトでコンテンツを購入する際に必要な金額が自動的にチャージされてクレジットカードに請求されます。
2.ICカード型電子マネー
ICカード型電子マネーはICカードにあらかじめ電子マネーをチャージしておき、店頭端末や改札機にタッチすることで電子決済ができるタイプの電子マネーです。
その性質上、日常生活において最も利用される電子マネーといえます。
専用のICカードはもちろん、携帯電話やクレジットカードと一体になったタイプなど様々なタイプがあります。
コンビニなどでの少額決済によく利用されています。
3.プリペイド型電子マネー
プリペイド型電子マネーはあらかじめコンビニなど電子マネーカードを取り扱っている店舗でカードを購入し、インターネットなどでコンテンツを購入する際にカード裏面のコードを入力して利用するタイプの電子マネーです。
クレジットカードや銀行口座を持っていない人、特に未成年にも利用できるというメリットがあります。
ただ、LINEのアカウントを乗っ取り、友人になりすまして電子マネーカードを購入させ、カード裏面のコードの画像を送信させるという詐欺の手段にもなっています。
■電子マネーの有効期限
電子マネーは現金と同様に決済機能が備わっていますが、その性質上有効期限のあるものが多くなっています。
現金には原則として有効期限はありませんが、電子マネーは最終チャージから5年や10年といった有効期限を設定しているものが多くあります。
つまり、電子マネーをチャージしたにも関わらず使用しなければいずれその価値は消滅するということになります。
ただし、電子マネーのなかでも特に普及しているEdyやWAONは原則無期限となっており、これらのように有効期限が設定されていない電子マネーもあります。
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