リボルビング払いとは
リボルビング払いって何?
■概要
リボルビング払いとは返済方法の1つで、クレジットカードなどを利用する時に返済回数を決めずに毎月一定額を返済していく方式のことです。
利用にあたっては所定の手数料が発生し、クレジットカード会社にとってはリボルビング払いの手数料が重要な収入となっています。
毎月最低限返済しなければならない額をミニマムペイメントといいます。
■リボルビング払いのメリット・デメリット
リボルビング払いのメリットは毎月の返済額を固定することで支出の平均化が可能ということです。
また、毎月の返済額を少なくすることで返済負担を軽減することができます。
一方、デメリットとしては金利が高く利息の負担も大きいということがあげられます。
リボルビング払いは毎月の返済額を少なく設定することが多いので、返済期間が長期化してしまい利息の負担が大変重くなってしまうケースが頻発しています。
また、毎月の返済額が一定なため借金をしているという実感が薄くなりがちで、返済総額もわかりにくいことから利息の多さが実感できないという問題もあります。
そのため、リボルビング払いを利用している人の中には知らず知らずのうちに多重債務者になってしまっていたという人も少なくありません。
■リボルビング払いの種類
リボルビング払いには大きくわけて定額方式、定率方式、残高スライド方式の3つがあります。
ここではそれぞれについて解説していきます。
1.定額方式
定額方式は毎月の支払金額が一定となる方式のことです。
支払金額の中から利息を差し引いた金額を元金返済に充てるタイプや、一定額の返済に加えて利息を支払うタイプなどがあります。
定額方式は毎月一定額を返済していくため、借入残高が増えると返済が終わりにくくなるという欠点があります。
2.定率方式
定率方式は毎月の借入残高の一定割合(定率)を返済する方式です。
定率方式には借入残高に利息を加えた金額の定率を返済するタイプと借入残高に定率を乗じた金額に加えて利息を支払うタイプがあります。
定率方式は借入残高が少ないと返済額も少なくなるため、返済が長引いてしまうという欠点があります。
3.残高スライド方式
毎月の借入残高に応じて段階的に返済額や定率が変更になる返済方法です。
たとえば、借入残高が1万円の時は1000円、2万円の時は2000円の返済というように借入残高によって返済額も変わってきます。
残高スライド方式は定額方式と定率方式の折衷案のような返済方法となっています。
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