控除とは
控除って何?
■控除とは
控除という言葉を知っているでしょうか。
身近なものだと給与明細にその文字を見つけることができ、他にも何かと関わりを持つ言葉だと思います。
では意味は理解できているでしょうか。
この言葉は、ある金額から一定の金額を差し引く事だと定義されています。
わかりやすく給与明細の例を取ってみましょう。
明細には支給とは別にその欄が見受けられると思います。
その中には社会保険料や厚生年金、税金などの項目があると思います。
その項目に書かれた金額は、給料の中から引かれているのが理解できると思います。
つまり「天引き」として給与の総額から差し引かれているのです。
こう見ると、「私たちが引かれてばかり」と思うでしょうが、逆に私たちが支払う額から差し引かれているものもあります。
誰もが関係するものであれば税金です。
税金には様々な種類がありますが、それらに対してさらに多くの金額の差し引きが発生することがあるのです。
■控除の種類
私たちが得る給与から差し引かれるものの内容としては、先ほど記述した給与明細の額面通りと思って間違いありません。
多くは国に支払われる税金や年金だったり、または会社に支払う保険料であったり、寮住まいであれば家賃光熱費などもここに含まれることもあるでしょう。
では、私たちが支払う税金に対して差し引かれるものはどういったものがあるのでしょう。
税金に対する差し引きには様々な分類があり、非常に複雑なものとなっています。
所得税や住民税には差し引かれる多くの要件が存在します。
一つ一つ挙げると書ききれませんし難しい話になってしまうので詳細には触れませんが、一般的な普通の暮らしをしていると何かしらには関係しているかもしれません。
他にも法人税や相続税、さらには消費税までもこの金額の差し引きが存在しているのです。
また、所得と税額どちらの差し引きにも分類がされています。
配偶者や扶養といった人的要因による分類とそれ以外の物的な要因との分け方が多く見る分類かと思います。
■まとめ
控除とは、法律が関わる内容で完全に理解することは非常に難しいものです。
ですが、覚えていて損が無いことは間違いないと言えます。
ごく一部の企業で、給与から通常よりも多く差し引いて会社の利益としていることがあるかもしれません。
自治体のミスで本来よりも多く税金を請求されるかもしれません。
そんな時、控除についての知識があれば疑問に感じることが出来るかもしれませんし、何が間違っているかを正すことが出来るかもしれません。
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